SFC大改悪!
やっぱJALだよ!JGCだよ!と騒いでいる記事をよく見ますが、陸マイラーANA派の僕としては微動だにしておりません。
むしろ、これでJAL組が増えて特典航空券が取りやすくなったり、ラウンジの人が少なくなればいいなと思っているくらいです。
エコノミーからプレミアムエコノミーへの無償アップグレードが無くなったことでの騒ぎですが、それと同時に発表されたプレミアムエコノミー特典航空券が解放されたことの方が大ニュースです。
これによって、むしろ「ANA陸マイラーの時代が来た」と思っています。
ANAマイルは使うのが大変
ANAマイルは溜まったけど、空席待ちだらけで特典航空券が取れる気がしない。
そんな経験をした陸マイラーの方は多いと思います。
特にハイシーズンの人気観光地は全滅。
ハワイに至っては1年中激戦状態が続いています。
近年のソラチカルート人気でANA陸マイラーが増え過ぎてます。
せっかく苦労して溜めたのに、行きたい時に行けない。
それがANAマイラーが置かれた状況なのです。
行きたい時に行くためにわざわざマイルを使って遠回りしたり、スターアライアンス便でANAより多くマイルを使ったり、スカイコインに変えたりしてました。
僕も以前、ハワイに行く時にわざわざヒューストン経由で帰りました。。。
(ハワイから帰国するより+30,000マイル)
プレエコ特典航空券解放は陸マイラーに有利
そんな状況の中で発表された、
・プレミアムエコノミーへの無償アップグレード廃止
・プレミアムエコノミー特典航空券の解放
プレミアムエコノミーへの無償アップグレードはANAだけのメリットだったので、もちろんあるに越したことはありませんが、特典航空券の解放と合わせてJALと同じ条件になったのです。
いずれ訪れるであろうことが今訪れたと思っています。
一方、プレミアムエコノミー特典航空券の解放で悲しむ人は誰か?
普段、一生懸命に搭乗やクレジットカードのポイントで溜めている人です。
彼らは数年かけて溜めたANAマイルで満を持して旅行に行くのです。
そんな旅行で無償アップグレードされないことが決まっているのは残念ですよね。
同じく、海外出張族にとっても同じかもしれませんね。
そんな中、俺たち陸マイラーはどうか?
俺たちは年に何回も海外旅行に行けるくらい大量のマイルがあるじゃないか!!
ということを言いたいのです。
プレエコの枠が広がったことで、他の人を差し置いて特典航空券を使える枠が増えた。
そう理解しています。
ただ、プレミアムエコノミーのマイル数が割にあっていないという声も聞きます。
たしかに、ビジネスとのサービス差を考えると割高な印象は否めません。
でも、それも陸マイラーにとっては有利かもしれません。
一般の人は割高と思ってプレエコ特典航空券が結構空くかもしれませんよね。
それによって、これまで取れなかった人気路線をプレエコの特典航空券なら取れるかもしれません。
マイル数が多いとか言ってるけど、そんな数千マイルの差額なんて陸マイラーなら一瞬でしょ?
行きたい時に空いてないのがANA陸マイラーにとって一番苦労したはずです。
それがプレエコ解放で少しは楽になるかもしれないというのは、むしろ歓迎すべきニュースです。
しかも、激戦路線のハワイに至っては来年春に大型機導入に加えて、このプレエコ特典航空券解放で、かなり取りやすさに影響するかもしれませんね。
ということで、今回の発表は陸マイラーにとって明るい未来が待っていると信じています。