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ゾーン外の世界!ANAマイルの特典航空券でいったいどこまで遠くへ行けるのか?

2019年6月30日

ANAマイルで特典航空券を検索しながら、次の旅行先を検討するのが好きだったりします。

気づいたら1時間以上も検索していた、なんてこともよくあることです。

そんな時にふと思ったのです。

ANAマイルの特典航空券でいったいどこまで遠くへ行けるのか?

ANAのホームページで規定されているゾーン区分はこちらです。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/int/usage.html

ANA必要マイル数で一番多いヨーロッパへは最大60,000マイル。

これが設定されているマイル数の最大になりますが、このマップで対象外になっている大陸があります。

アフリカと南米。

日本から遥か彼方にあるこの目的地に向けて、ANAマイルで行く方法を調べてみました。

アフリカと南米へANAマイル必要数と費用

まずはアフリカです。

アフリカの中で最南端と言えば南アフリカ共和国。

この首都である「ヨハネスブルク」への行き方を調べてみました。

日本→アフリカ

必要マイル数は70,000マイル。

そして、驚くべきことに乗り継ぎ1回の19時間前後で当日中に到着するのです。

アフリカと聞くと、とても遠くて移動に2日くらいかかるイメージがあるかもしれませんが、意外と近い!

この所要時間なら乗り継ぎが悪いヨーロッパ便より近い距離感です。

さらに、嬉しいことにシンガポール航空が就航しています。

シンガポール航空が良い理由は燃油サーチャージなどの諸費用が極端に安いことです。

詳しくはこちらをご覧ください。

同じ目的地でも燃油サーチャージによって数万円の差が出てくるので、エアライン選びは慎重に行いたいところです。

そんな中、シンガポール航空ならアフリカに往復8,740円で行けるのは驚異的な安さです。

乗り継ぎ時間も2時間以内とトランジットも良いですし、遅れた場合でもシンガポールのチャンギ空港は時間つぶしに困りません。

空港内に大型ショッピングだけじゃなく、映画館やゲームセンター、仮眠コーナーまで何でもあります。

ちなみに他の行き方はアディスアベバ経由(エチオピア航空)があり燃油サーチャージもかかりませんが、ソウル経由で実質2回乗り継ぎです。

また、最近墜落してますし良いイメージがあまりないですね。

あとはミュンヘン経由(ルフトハンザドイツ航空)もありますが、燃油サーチャージがかかります。

なので、エアラインや空港のクオリティなど総合的に考えるとシンガポール航空の一択でしょう。

一生に一回は行ってみたいと思っていたアフリカ。

マイル数もヨーロッパ+1万マイル程度なので、これはかなりアリな行き先かもしれません。

たまたま、先日アナザースカイで間宮祥太朗の行き先が南アフリカ」でした。

野生動物に会いに行ってたのですが、あのライブ感はあそこでしか味わえないと思いました。

恐いけど、行ってみたい。そんな場所。

日本→南米

続いて南米。

南米の最南端といえばアルゼンチン。

この首都である「ブエノスアイレス」への行き方を調べてみました。

必要マイル数は90,000マイル。

エコノミーでこのマイル数は結構ハードルが高いですね。

乗り継ぎは1回で行けますが、30時間近くはかかります。

エアカナダの場合はね。

これも先ほどのシンガポール航空と同じで燃油サーチャージがかからないエアカナダを選択しました。

南米まで12,000円弱で往復なので、これまた驚異的な安さですね。

ちなみに他の行き方としては、ニューヨーク、ヒューストンを経由する方法があり、ユナイテッドやANAを利用します。

必要マイル数は同じですが、燃油サーチャージがかかる分、費用が一気に上がりますね。

ただ、所要時間についてはエアカナダより若干短縮できてます。

あとは、ANAならメキシコシティ経由もありますが、さらにリマを経由することになるので乗り継ぎが2回になります。

アルゼンチンと言えば、「イグアスの滝」が絶景で有名ですよね。

一度は行ってみたいけど、アルゼンチンまで普通に旅行すれば50万円くらいはくだらないので躊躇してました。

それがANAマイルで行けるとなると、マイル数は多いけど頑張る価値はあるかと思います。

もし日数がある程度確保できれば、一緒に「マチュピチュ」や「ウユニ塩湖」にもANAマイルを利用して経由したいですね。

ANAマイルで行く最も遠い場所は「アルゼンチン」

ということで、日本からANAマイルを使って一番遠くへ行くならアルゼンチンのブエノスアイレスだと分かりました。

日本から30時間近くかかり遠いことは間違いないですが、往復12,000円で行けると思うと、東京=大阪間より安いです。

なので、あとは気持ちの問題で、”ANAマイラーとしては行くべきだ”とよくわからない使命感は芽生えてきました。

ちなみに24時間近くの連続フライトをハワイに行った際に経験したことがあります。

この時はGWで特典航空券が取れなくて、ハワイの帰りをハワイ→ヒューストン→成田→伊丹といったん逆走しました。

二度と経験したくないくらい辛かったですが、上手く宿泊を絡めて移動すれば問題ありません。

アメリカで自分の行きたかった都市を経由して行けないか検索してみてください。

思わぬ行き方が見つかった時は快感ですよ。

今回たまたまこんなことを検索してみましたが、地球の裏側まで行けちゃうマイルは素敵です。

これからも、まだ知られていないマイルの可能性を研究していきたいと思います。

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piko

30代リーマントラベラー。
社会人になって海外旅行にハマった遅咲き。 最近はマイルとポイ活でお得に旅する方法を知ってさらに渡航回数が激増中。
旅先でのご当地グルメも楽しみで、日本でも週末食べ歩きがルーティーン。
2018年SFC修行、2020年JGC修行解脱。

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