2日目。
この日は早くも旅の最大の目的であるサンシーロでのインテル観戦です。
インテルといえば、初めて海外サッカーで好きになったチーム。
当時ウルグアイ代表のレコバが好きで、彼の左足から繰り出されるフリーキックが衝撃的でした。
朝のミラノ中央駅前。
天気は晴れ。朝日が差し込んでいやがおうにも試合への期待が高まります。
試合は18時からということで、まずはミラノ観光です。
ミラノといえばここでしょ、どーもです
まずはミラノといえば、どーもです!
いや、ドゥオーモです!!
ということで、24時間チケットをタバコ屋さんで購入して地下鉄にゆられて4駅。
着きましたドゥオーモ駅。
そして、地下鉄の階段を上がると前触れもなくいきなり現れました。
ドーモです!!
デカイです。そして歴史を感じる重厚感。
ミラノといえばここですよね。
せっかくなので上まで登ってみました。
ちなみに朝一で行ったので空いていましたが、昼前くらいからは長蛇の列ができるので要注意。
ドゥオーモを近くで見るのは新鮮でした。
建築美の細部が見れて写真を撮りまくってました。
この2枚目はお気に入り。
なんだか天空まで伸びてるみたいですよね。
ドゥオーモを外から見た後はついに内部へ。
これも結構並んでるし荷物チェックもあるので要注意。
ドリンクは調べるためにその場で一口飲むように言われますよ。
内部もすごく広くて重厚感があります。
ちょうどミサ?の最中で少年聖歌隊による賛美歌と教皇のような人からのお話がありました。
この賛美歌がとっても綺麗な歌声で心が洗われました。
気づけばずっとその場で立ち止まって聴いてしまいました。
どのタイミングやっているのかはよくわかりませんが、これは是非体験してみてください。
感動しますよ。
ガレリアでコスパが良いイタリアンランチ
ドゥオーモを満喫したあとは近くのガレリアへ。
思ったより小さいエリアでしたが、その小さいエリアに有名ブランドショップやカフェがひしめき合っています。
かの有名な「かかと」に人が集まっていました。
※雄牛の大事な部分の上で止まらずにかかとで3回転すると「幸福になれる」という言い伝え。
たくさんの人が集まっていて嫁が参加しようと試みるも断念。
これ、結構あつかましい位の精神が無いと順番が回ってきません。
そんなこんなでそろそろお腹が減ってきたので本日のランチ。
ドゥオーモ付近でコスパが良いと有名な「Ristorante Trattoria Fresco&Cimmino」
場所はドゥオーモ広場から2,3分です。
一部メニューはこちら。
ガレリア近辺は高いリストランテが多いですが、こちらはトラットリアで安くて美味しいおすすめ店です。
この中で選んだのはボンゴレパスタとマルゲリータ。
とっても陽気でジェントルマンなおじさんが接客してくれました。
この時点で期待感が高まります。
そして、いよいよ本場のイタリアンがやってきました!
いいビジュアルですねー。
まずは、パスタ。
日本のボンゴレの味と少し違いました。おそらくクリームかチーズを入れてる感じで若干まろやか。
これが絶妙に美味しかった。
後に嫁がこの旅のイタリアンで一番美味しかったと言ってました。
そして、ピザ。
とりあえずデカイ!さすがイタリアンサイズです。
お味はというと普通に美味い!
感動する旨さではないけど日本で食べる味と特に違いはありませんでした。
有名店ならトマトが違うのかもしれませんが、マルゲリータは日本でもかなりこだわってるしね。
周りを見ると昼間っからワインやビールで良い感じ。
これぞヨーロッパだよねー。
ランチの後は運動も兼ねて近くのショッピング通りへ。
日本でいう表参道みたいなところでブランドショップが軒を連ねています。
とりあえずすれ違うイタリア人がみんなイケメン(嫁)
たしかに残念な人はいません。
グッチの本店?
みたいな巨大店もチラ見しつつ、私らにはまだまだ早いなと言いつつ、実はそこにしかない限定品で安かったと後で後悔しつつ、そんなブラブラ旅をしながら次の目的地へ。
夕方がおすすめ?運河でまったりなナヴィリオ地区
試合までそろそろいい時間になってきたので最後に立ち寄ったのはミラノの南にあるナヴィリオ地区。
またまた地下鉄で移動してましたが、車内ではこの日の試合のインテルやユーべサポーターがちらほら。
電車を降りると急に歌い出したりなんかしてテンション上がります。
そんなこんなでつきましたナヴィリオ地区。
ナヴィリオ運河沿いに道があって歩いているだけでとっても気持ちいい。
そして、通りにはたくさんのバル。
この時まだ15時でしたが、宴はすでにはじまっていました。
みんな楽しそう。
本当ならここで一杯したいところですが、サンシーロのために我慢。
せめてジェラートだけでも食べました。
このナヴィリオ地区、ジェラート屋さんがとんでもなく多い。
お店が2件並んでるなんてざらで、十数メートル間隔でジェラート屋さんが並んでいました。
激戦区だけあってどこも美味しそう、そして美味しかったです。
イタリアに来たらジェラートでお口直しですね!
そして、いよいよサンシーロへ向かいます!!
夢の舞台「サンシーロ」これがカルチョの国のサッカー
サンシーロへは紫色の地下鉄M5番線に乗って終点の「Sansiro Stadio」駅までなので迷うことはないでしょう。
当たり前ですがすごい人です。
8万人のスタジアムだからそら日本と違うよね。
駅を降りた瞬間からインテルサポーターの大合唱。
迫力が違います。
そして、駅を出たらいきなり現れました!!
デカイ、デカイです。
これまで色んなスタジアムに行ってきましたが、外からの存在感は一番かもしれません。
やはり100年以上の歴史あるスタジアムは雰囲気が違います。
日本と同じように色んな露店が並んでいます。
が、ここで注意!!
日本人など観光客を狙ってミサンガ売りの兄ちゃんが現れます。
無料と見せかけてミサンガをつけてきますが、有料ですので無視しましょう。
分かっていたので無視してましたが、無理やり腕に乗せてくるのでタチが悪いです。
外にはこんなやつらがいっぱいいるので早々にゲートへ。
観戦する人は注意ですがパスポートが必要です。
それも原本です!!
ほとんどの方がホテルの金庫にしまってしまうと思いますので、この日だけは厳重に保管して持って行きましょう。
私はこんな感じの首下げ式のパスポートケースを持って行きました。
まず最初のゲートをくぐった後はサンシーロストアへ。
試合の日は誰でも入れるゲートの外じゃなくて中なのね。
店内すごい人でごった返してました。
こういうとこ来たら勢いで買ってしまうよねー。
危ない危ない。
その後も再度セキュリティゲートをくぐっていよいよスタジアム内部へ。
内部は特に大きな空間はなくすぐピッチです。
いよいよ待ちに待った瞬間です。
はじめてのスタジアム。
この光が差し込む感じたまらないですよね。
その先には、、、
来たーーーーー!!!!
これがあのサンシーロですか。
インテルを好きになった時、いつか行きたいと夢見ていた場所についにやってきました。
やっぱり、デカイ。
この時点で感無量です。
この日はインテルVSユベントスというイタリアダービー。
ユベントスは首位を独走してるとあって注目の一戦。
今回は奮発してメインの1階中央です。
この席にして良かったと心から思いました。
試合までまだ1時間くらいあったので、ビールを買いにバー的なところに。
早くもビール飲みながら今日の試合のことを話しているサポーターで盛り上がってました。
そして、ビールで乾杯です!!
サンシーロで飲むビールは最高です!!
早くも幸福感でいっぱい。
徐々に埋まっていく観客席。
この日の入場者数はなんと7万人。
熱気がどんどん高まっていくのがわかります。
そして、いよいよ選手入場。
インテルサポーターのコレオで会場の熱気は最高潮へ。
しかし、長友は残念ながらベンチです。
開幕戦のミスとケガで監督の信頼を失ってしまったのか。
試合はというと、さすが王者ユベントスといった試合運び。
アウェイながら互角以上の戦いで後半に先制点。
このまま終わってしまうのかという終盤戦にインテルが逆転!!
結局、長友は出なかったけど大盛り上がり。事前の予想を覆すインテルの勝利でした。
試合終了直後の盛り上がりをどうぞ。
イタリアのサッカーはやはり熱かった。
前にスーツ姿でチーフを付けたおじいちゃんが座ったかと思えば一つ一つのプレーに立って全力で応援する(動画の最後はおじいちゃんと勝利の握手です)
目の前のインテルとユーベサポーターがヤジって大ゲンカして警備員が止めにくる。
大爆発音と発煙筒でマジで危険を感じる。
これがカルチョの国のサッカーですか。
これまで見てきたプレミア、ブンデスともまた違う雰囲気がありました。
夜のサンシーロ。
これもまた素敵です。
本当に楽しすぎて旅行2日目というのにすでに完全燃焼。
これだから海外サッカー観戦はやめられません。
次はリーガかチャンピオンズリーグを観てみたい。
早くもそんな衝動に駆られたのでした。
明日は水の都ヴェネツィアです。