残業?代休?有給?なにそれ。
美味しいの?
という激務サラリーマンの方々がどうやって旅行に行くのか。
予定を聞かれても直前までわからないですよね。
私もそんな状況でした。
それでも、これまで無理くり旅行に行っています。
5日目に海外旅行を決めたり、国内にいたっては当日決定もざらです。
その方法というか心構えをご紹介したいと思いますので、旅好きながら激務サラリーマンの方々の参考になれば幸いです。
<激務度:小>40~50日前に予約できる人
まずは2ヶ月先の予定ならなんとなくわかるという「激務度:小」の方々にはスカイスキャナーをおススメします。
スカイスキャナーは格安航空券を一瞬で比較できるサイトです。
航空会社、旅行会社、旅行サイトのほぼすべてを網羅してますので、これで検索すればいちいち色んな旅サイトを検索する必要がありません。
また、個人的にはこのサイトの探し方が好きだったりします。
目的地が決まってなくても、出発地だけ入力すれば世界中の行先を検索できるのです。
「この時期はどこに行くのが安いのかな?」
と色々と検索してるだけでも旅気分で楽しかったりします。
日程は決まってるけど、行先が決まってない。
今お得な行先はどこなのか。
そんな人にはとってもオススメです。
そして、なぜ40~50日前なのかというと、海外航空券を最も安く買える目安だからです。
もちろん、何ヵ月も前から予約する格安パックには及びませんが、あくまでも「そんな前から予定は立てられない」人にとって最も安いタイミングということです。
なぜ安くなるのかと言えば、40~50日前くらいになると、株主優遇や旅行会社が大量に保有していたツアー商品などを開放する時期だと推測されています。
詳しいことはわかりませんが、直近で海外旅行した時もこのタイミングが最安値だったので、概ねタイミングはズレていないと思います。
例えば、最近スカイスキャナーで取った格安航空券
■関西国際空港⇒マレーシア「ランカウイ島」の往復航空券
60日前:85,000円
40~50日前:72,000円
30日前:85,000円
7日前:95,000円■関西国際空港⇒ニューヨークの往復航空券
60日前:120,000円
40~50日前:99,000円
30日前:135,000円
7日前:150,000円
このように、一般的には直前であればあるほど高くなるのですが、40~50日前のほんの数日間だけ急に安くなるタイミングがありました。
是非、この瞬間を逃さずに普段から行先を考えておくことをオススメします。
<激務度:中>2、3週間前に予約できる人
2、3週間前ともなると、飛行機はマイル利用を除き高くなる一方です。
ただし、ホテルはまだまだ安く抑えられます。
そんな時にオススメなのがエクスペディアです。
手数料無料で最安値のホテルを検索できる黄色とクマでお馴染みのサイトです。
これが特におすすめなのが、海外の高級ホテルです。
日本と比べても海外の高級ホテル、特にマンモスホテルは2、3週間前ともなると、かなり価格を下げて空室を埋めようとします。
日本では数万円もする4つ星、5つ星ホテルを数千円で宿泊できることもよくあります。
しかも、連泊割引なんかもあったりするのでかなりお得です。
私はよっぽどこだわりのホテルが無い限り、「あえて直前まで予約しない」という作戦をよく使います。
是非、直前まで引っぱってお得な旅をしましょう。
<激務度:大>1週間前に予約できる人
このあたりまでくると、いよいよ航空券もホテルも埋まってきて、「枠が少ない⇒高い」という状態になってきます。
ホテルに関しては引き続きエクスペディアで検索すればいいのですが、航空券は上がっていく一方です。
そんな時に目線を変えてオススメしたいのがマイル活用です。
マイルといえば、人気路線は売出し日にすぐに完売してしまう「かなり前からおさえるもの」という認識が強いですが、実は直前がオススメだったりします。
直前は枠が少ない状態であるのと同時に「急なキャンセル」が多い時期でもあるのです。
そんなレアチケットが直前でマイル枠として復活することがあるのです。
ほんとうにギリギリの5日前~7日前くらいのタイミングで、これまでずっと空いてなかった人気枠が突然空いたりします。
ただし、これは空く保証が無いので、絶対に今回は旅行に行くと決めている人にはオススメしません。
反対に、もし空いたら「直前にるるぶを買って機内で計画するぞ!」くらいのアクティブな旅人にはオススメです。
<激務度:激大>帰るまで翌日の予定がわからない人
明日の予定しか分からないという、極限の過労状態の方は当たり前ですが直前に予約するしかありません。
私も、当日思い立ってネットで当日割引ホテルを予約して気分転換の旅に出たことがあります。
体が疲れている時ほど、家で寝るだけの休日を過ごすより、気分転換に旅に出た方が精神的にも良いです。
疲れって、身体より心の疲れの方が大きい場合がありますからね。
そんな時によく使ってたのがトクー!です。
普通に使っても直前割引の情報が沢山ありますが、なんといってもプレミアム会員の特典が凄すぎます。
これをご覧ください。
全部すごいけど、「無料ご招待プラン」や「マイナストクー市」などは本当にお得です。
収益構造がどうなっているのかと疑いたくなるくらいの得ですよね。
後は、メジャーどころではじゃらんです。
大手旅サイトだけあって情報量が充実してますし、更新も比較的早い方です。
ここの「直前予約プラン」からお得な情報をリサーチしましょう。
最後は旅に出たいという執念
以上、忙しさ別に旅行に行く方法をご紹介しましたが、最後に精神論をひとつ。
何事もそうですが、
「絶対に旅に出る」
という気持ちを強く持つことで大抵うまくいきます。
気持ちが強ければ、それまでの仕事を完璧にこなすという意識が芽生え、底力が出ます。
また、そこまで行きたければ自然と周りにもアピールしていることでしょう。
そんな光景を見ている周りの人は、きっとその人の思いを叶えてあげようと思うはずです。
そうやって、社内で「旅好き」のポジションを確率すれば、休みも比較的取りやすいでしょう。
人生一回きりです。
旅に行きたい時が行き時です。
激務サラリーマンの皆様。
仕事に負けずに旅を勝ち取りましょう!