あの頃の僕らはゲームに夢中だった

オリンピックに冷めていた。

そう、開会式のあの曲を聞くまでは。

久々に鳥肌が立ちました。

ありがとう、ドラゴンクエスト。

ありがとう、ファイナルファンタジー。

音楽の力って凄いよね。

この二つのゲームは僕の青春でした。

学校から帰ってこのゲームをするのが楽しみで仕方なかった。

ゲームのやり過ぎで親に怒られて、それでもドラクエがしたくて、ファイナルファンタジーがしたくて、夜中にこっそりやってた日々を思い出しました。

今ではゲーム自体しなくって数年経つけど、あのファンファーレを聞いた瞬間、心の中にあった何かが震わされて感情が湧き出てきました。

音楽を聴くだけで泣けたのは久々だよ。

曲を聞くだけで、小学校、中学校時代のことが思い出されました。

あの頃は本当にゲームが楽しかった。

文字通り夢を与えてくれてました。

ドラゴンクエストとファイナルファンタジーは全ての日本の子どもたちを間違いなく幸せにしていたと思います。

最近はグラフィックが劇的に進化したこともあり、映像の綺麗さや声優の豪華さに注目がいきがちですが、当時はファミコンやスーパーファミコンの限られた性能の中で戦っていました。

”なんとか面白い作品にしたい”という開発者たちの魂がこもった作品は、プレーする者の心を奪っていました。

ゲームは子どもたちをダメにする!という親もいました。

そんなことは無かった、絶対。

ゲームは子どもたちにとって夢と希望だった。

少なくともドラゴンクエストとファイナルファンタジーの話をしている子どもたちの目はキラキラと輝いていました。

その夢と希望が開会式の入場曲としてオリンピックの場に響き渡ったのです。

世界に誇る日本のゲームがついにここまできたのです。

J-POPやK-POPも良いけれど、贔屓目に見てもゲーム音楽ってとても完成度が高いと思います。

曲のストーリーの奥深さや人の心を揺さぶる曲調が印象的なものが多いです。

東京五輪で日本を代表する曲としてゲーム音楽が使用されたことは伝説として語り継がれていくことでしょう。

オリンピックにまつわる政府の対応や様々なゴタゴタについては残念で仕方ありません。

オリンピックを開催して良かったのかの議論はこれからも続くでしょう。

色んな意見や感情が複雑に交差する状況ではありますが、この演出をしてくださった関係者の皆様に「ありがとう」と言いたい。

関係者も様々な批判を受けながら、自分はこれに携わっていいのかと自分自答しながら、色んな感情の中でこの日を迎えたと思います。

この開会式があったことで犠牲になった人がいたかもしれない。

でも、どんな意見があろうとも、昨日、開会式が行われた事実はもう変わることはありません。

そして、その開会式のBGMで感動した多くの人がいることも事実です。

だったら、その感動を与えてくれた人に少しは敬意をはらってもいいのではないでしょうか。

私は今でもどちらかというとオリンピック開催反対派です。

それでも、このような気持ちにしてくれた人には感謝の気持ちです。

このゲームの世界に戻してくれて嬉しかった。

そう感じています。

しばらくは、ドラクエの序章とファイナルファンタジーのメインテーマを聴きながら余韻に浸っていたいと思います。

そんな気持ちになった30、40代のお父さん世代の人は多かったのではないでしょうか。

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