今年は本当に飛行機事故が多いですね。
これだけ頻繁に事故が起こると乗ることが不安になってきます。
でも、飛行機は一番安全な乗り物だと聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
飛行機で死亡事故に合う確率は毎日乗っていても、438年に1回
アメリカ国家輸送安全委員会(NTSB)から、飛行機の死亡事故に合う確率が0.0009%と発表されています。
あまりにも少ない確率に思えますが、毎日飛行機に乗ったとして438年に1回起こる確率になります。
個人的にはまだまだ高いように思えますが、皆さんはいかがでしょうか。
ちなみにジャンボ宝くじ1等に当たる確率は0.0000001%だそうです。
つまり、宝くじ1等に当たる確率の9,000倍飛行機の死亡事故に合うということです。
こう考えると、結構確率が高く思いませんか?
こんなことを考えると飛行機に乗れなくなりますが、ちなみにANA、JALは過去30年間近く死亡事故を起こしていません。
やっぱり日本の航空会社は安心ですね。
飛行機で一番安全な席は後方エコノミー?
散々、飛行機が怖い話をした後であれですが、私は旅が大好きで飛行機を乗る時のワクワク感も好きです。
でも、やっぱり怖いです。
だから、できるだけ安全な席に座りたいですよね。
そんな中、イギリスのテレビ局が興味深い検証をしていました。
イギリスのチャンネル4がThe Crashというドキュメンタリーを制作してみました。
それは、飛行機の中でどのエリアが最も危険な場所なのか?安全なのか?
を検証するもので、ボーイング727にカメラとセンサーとダミー人形を設置し、ドキュメンタリーのプロデューサーはメキシコのSanoran Desertへ飛行機を飛ばして急降下させたんです。
結果は、裕福な人達に暗いお知らせをもたらし、勤勉な平民たちにとっては喜ばしいものとなりました。
というのも、飛行機が一旦地面に当たると、前方の11列が完全に吹っ飛んでしまいました...。
もう少し詳しくお話すると、飛行機の前方部が12Gのフォースで地面に当たった時、後方部は6Gでした。
この事から言えるのはファーストクラスだと生き残れる人がゼロなのに比べ、後方のエコノミークラスでは78%の生存率になったのです。
出典:http://www.gizmodo.jp/2013/03/1_131.html
なんと!後方の方がはるかに生存率が高い結果です。
そういえば、先日の台湾の事故でも生存したのはほとんどが後方席でしたよね。
私もエコノミーしか乗ったことがない平民なので、これからはできるだけ後の席を予約したいと思います。
どんなに恐い乗り物だったとしても、その先にあるワクワクを目指して旅をするのはやめられないからね。