アドセンスの新しい広告ユニットを作成しようとすると、見知らぬ画面が。
「関連コンテンツ」というネイティブ広告が追加されてるではないか。
サイトの訪問者にサイト内のコンテンツを宣伝し、サイトのページビュー数や滞在時間の向上が見込めるフォーマットです
おお!回遊率と滞在時間が上がるとは素晴らしいではないか。
しかも、、、
ページビューが9%、滞在時間が10%近くも向上するとのこと。
これは導入するしかありませんな。
ということで、このブログを作成してるワードプレスのテーマ「Stinger」に設定してみました。
アドセンス関連コンテンツとは?
アドセンス関連コンテンツとは、よくブログなどの記事下にある関連記事みたいなものです。
Stingerを使っている人なら自動的に出ると思うので、馴染みの機能ですよね。
それのGoogleアドセンス版ですが、何がすごいって、ただでさえ「Powered by Google」とクレジットがあり引きが強いのに、その関連記事の中に広告が混じってくるのです。
広告がクリックされれば収益が発生し、広告以外の関連記事がクリックされれば別の記事に飛んで回遊率と滞在時間が増加します。
ということで、どっちにしても良いことなのです!
しかも、ネイティブ広告だけあってとても自然に馴染んでいます。
「Powered by Google」クレジットのお陰で広告への抵抗感が少なく、クリック率がとても高いとのこと。
選ばれし人だけが設定できる広告ユニット?
そんな良いことだらけの「関連コンテンツユニット」ですが、誰もが設定できる状況ではないとのこと。
ヘルプにはこのような表記が。
関連コンテンツユニットを利用するには、サイトのトラフィック量とページ数の最低要件を満たしている必要があります。
引用:Adsenseヘルプ
この最低要件がどの程度なのかは色んな議論があります。
ちなみにこのブログは400記事以上と多い方だと思いますが、トラフィックは2万PV程度/月なのでそこまで多いブログとは言えないと思います。
ただ、ブログ開設から3年経ちましたので、歴史を評価されたのでしょうか?
他の人のブログを見てるとたまに関連コンテンツユニットを見ますが、ほとんどが有名ブロガーか長くブログを続けている人が多いような気がします。
真相は謎ですが、ページが乱立して整っていないようなブログには許可が出ないのは間違いないでしょう。
自分のブログが該当するかを調べる方法は「設定」→「自分のサイト」→「コンテンツが一致」で自分のサイトアドレスが出ていれば晴れて承認です。
ただ、関連コンテンツユニットの設定に許可が出ても、もう一段階壁がありました。
サイトによっては、おすすめの関連コンテンツの間に広告を表示できます。関連コンテンツ ユニットに広告が掲載されるのは、良好なパフォーマンスと優れたユーザーエクスペリエンスが見込まれる場合に限ります。
引用:Adsenseヘルプ
そうなんです。
関連コンテンツを設定しても自動的に広告が出るわけではなく、「良好なパフォーマンス」と「優れたユーザーエクスペリエンス」が見込まれるサイトに限られます。
またしても、いったいどれくらい良好で優れていたらクリアするのかの明記がありません。
ちなみにこのブログはまだ掲載されていません。
先輩方のブログをチェックしてみると、1週間〜4週間程度で広告が表示されたという記述が多く、設定した関連コンテンツをGoogle側でチェックして承認しているんじゃないか?という予想です。
追記:広告許可まで約12日
広告表示が承認されました!
1/16に初めて関連コンテンツを設定して、許可されたのが1/28なので、約12日間かかりました。
Stingerへ設定する方法
では、具体的にstingerへ設定していきます。
広告ユニットの作成
まずはホーム画面 から「新しい広告ユニット」を選択します。
すると、関連コンテンツが許可されていればこの画面が出るでしょう。
「関連コンテンツ」の方を選択しましょう。
ユニットの詳細設定画面が出てきますので、「ユニット名」「スタイル」「サイズ」それぞれ選択していきましょう。
サイズはレスポンシブがおすすめですが、効果検証のために「PC」用と「モバイル」用を別々に作成した方が良いと思います。
すべての設定が完了したらいつも通りコードが発行されるので、コピーしておきましょう。
ちなみに前述の広告表示が承認されると、ここに「広告オプション」という項目が追加され、収益化をONにすると広告表示が開始されます。
追記:広告オプションで収益を有効化
前述の通り広告が承認されると「広告オプション」という項目が出現し、広告で収益化を有効にできます。
特にコードを張り替えしなくても少し時間が経てば広告が表示されるようになります。
このように関連コンテンツの一部が広告となります。
stingerへの設定
さて、いよいよ具体的にstingerへ設定していきます。
コードの設定は「個別投稿 (single.php)」へするのですが、どこに入れるべきかすごく迷いました。
なぜなら、stingerにはすでに関連記事が表示されているためです。
で、悩んだ結果設定したのはココ。
もともとある関連記事を残して、その上です。
ただ、同じ関連記事という意味合いで入れると役割がカブってしまうので、タイトルを「おすすめトピック」としました。
最近、YAHOO!トップのスマホとかで「あなたにおすすめの記事」みたいな感じで出ますよね?
そんな意味合いで設定すると違和感ないですよね。
スマホでの見え方はこちら。
現状レスポンシブにしているので、割と縦が長いですが、そこまで気になりません。
気になる人はスマホ版だけ任意のサイズに設定しても良いでしょう。
具体的なコードの入れる場所はココにしました。
記事下アドセンスと関連記事の間です。
こちらの8行目〜18行目までが追加したコードです。
ポイントはタイトルを「おすすめトピック」にして、関連記事タイトルと同じフォントにすることです。
これでより違和感がなくなります。
上手くいきましたでしょうか?
驚異のクリック率5%!
無事設定が終わり、1週間経ちましたがアドセンスのパフォーマンスレポートを見てびっくり!
なんと、この関連コンテンツのクリック率が平均して5%という驚異の数値を叩き出していたのです。
こんな下層に設定していてこれですから、もっと目立つところに入れるとどうなるのか?
そして、実際広告が配信されるようになれば、この5%はとんでもなく高いパーセンテージです。
つまり飛躍的な収益アップが期待できるかもしれません。
まずはグーグル先生に広告配信したいと思ってもらえるように良質なコンテンツを書いていくことが大事ですが、期待は膨らむばかりです。
実際、Googleが言うようにPVが10%近く上がっています。
ということで、「アドセンス関連コンテンツ」は良いことしかなく、設定できる人はすぐにでも実装した方が良いでしょう。
追記:広告表示でPVや収益はどうなるか?
ついに広告表示が有効化されました。
この後、PVや収益がどうなるか追っていきたいと思います。
また、ある程度傾向が見えてきたら、ここで追記していきます。