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キャンセルするべき?ヨーロッパ旅行でテロに合う確率を調べてみた

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またバルセロナでテロが起きましたね。
世界各地でテロが相次いでいて、世界情勢はこのままどうなって行くのでしょうか。

特にヨーロッパへ旅行を計画していた人、不安ですよね。
キャンセルするべきなのか?それとも怖がり過ぎているだけなのか?

私自身も直近でスペイン旅行を計画していたので、本当に行っていいものか迷っています。
そこで、ヨーロッパでテロに合う確率はどれほどのものか調べてみました。

外務省海外安全情報


出典:http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

まずは外務省がホームページ上で公開している海外安全レベルを色別で示したものです。

やはり、連日報道されているイラク、シリア、アフガニスタン、アフリカエリアあたりは危険度が非常に高くなっています。

一方、ヨーロッパエリアはトルコ、ウクライナ、ロシアと一部エリア(地雷危険エリア)以外には基本的には注意レベルが低くなっております。

スペインやフィンランドのテロの影響を反映する前なのか微妙なところですが、いずれにせよ、ヨーロッパエリアは中東・アフリカと比べるとまだ「マシ」のレベルです。

私たちの耳に入ってくるのはヨーロッパの主要都市でのテロ情報ですが、中東・アフリカエリアではテロが日常茶飯事なのです。

ちなみに、ヨーロッパが危険だからといって最近日本人旅行者が増えている東南アジアはこんな状態。

出典:http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

真っ黄色です!!
こっちの方がよっぽど危ないではないか。

イメージって怖いですね。

ヨーロッパで最近発生したテロ情報

中東やアフリカよりマシだとしても、最近ではどれくらいテロが発生しているのか。
同じく外務省のホームページに一覧がありました。

(※)欧州において最近発生したテロ(2017年8月20日時点)
○イギリス:マンチェスターでのコンサート会場の群衆を標的とした自爆事件(5月22日)
○イギリス:ロンドンでの車両・刃物により通行人等を襲撃した事件(6月3日)
○フランス:パリでのハンマーで警察官を襲撃した事件(6月6日)
○イギリス:ロンドンでの車両でモスク前に集まっていた人に突入した事件(6月19日)
○フランス:パリでの車両で国家憲兵隊の車両に突入した事件(6月19日)
○ベルギー:ブリュッセルの駅構内での爆発事件(6月20日)
○フランス:パリ郊外での車両により兵士を襲撃した事件(8月9日)
○スペイン:バルセロナでの車両により通行人等を襲撃した事件(8月17日)

出典:http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

たった3ヶ月で主要なテロだけでも8件も起こっています。
記憶に新しいですよね。

小さなテロはこれ以外にも複数発生してますが、大きなテロはスペインを除けばイギリス、フランス、ベルギーで起こっていました。

これはちょっと納得のできるテロ発生場所でした。
というのも、シリアへの空爆に参加している主要国が、

「アメリカ、フランス、イギリス、オランダ、ベルギー、ドイツ、デンマーク、オーストラリア、カナダ、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン」

なのです。

空爆をされたから、テロで反撃する。
やられたらやり返す精神でいけば狙われて当然です。

が、ここに来て主要国でないスペインが狙われたので、もはやヨーロッパでどこが安全という基準が崩れてしまいました。

あと、これを見るとカナダやオーストラリアは次の標的として危ないですよね。

ヨーロッパでテロに合う確率

では、ヨーロッパのどこに行けば安全なのか?
答えは、どこも同じです。

外務省の安全情報を参考に危険レベルの低いエリアに行くのはある程度の基準になるかもしれませんが、西ヨーロッパがほとんど同じレベルであれば、もはやどこでテロに合いやすいかなんて誰もわかりません。

あの安全と言われていた北欧フィンランドでも初のテロが発生してしまいましたからね。

そんな中、果たしてヨーロッパに行っていいものか?
テロに合う確率を調べている人がいました。

「海外旅行でテロに遭う確率と、日本にいて認知症老人の運転する車に轢かれる確率はどっちが高いか」を計算しています。

海外旅行でテロに合う確率
→100万人が10日間の海外旅行をすると、およそ6人が1回テロに遭遇する

日本にいて認知症老人の運転する車に轢かれる確率
→100万人が10日間暮らすと、1.2人が交通事故に遭う

と、単純計算ではテロの方が5倍危険なるが、最後に落とし穴がある。

1年365日をならして考えたとき、海外に出ている日数と日本で普通に生活している日数、どちらが多いだろうか?「ふつう」の人であれば、海外日数<<国内日数になるはずだ。

例えば年にのべ1ヶ月間海外に出ていたとしても、残りの11ヶ月国内にいたとすれば、海外で30人日×0.0609、国内で330人日×0.012で、年間を通してみれば国内の交通事故リスクが上回る。

大ざっぱに言って年間の海外滞在日数が60日以下であれば(長期滞在者を除けばほとんどの人がこの条件を満たすだろうが)、テロのリスクを相当高めに見積もっても「1年間にテロに遭遇する確率」<「1年間に認知症高齢者が原因の交通事故に遭う確率」になろう。

と結論付けている。

これは考え方次第ですが、単純に10日間だけで見ればやはり海外旅行に行く方が日本でいるより5倍危ないという計算式は残ったままです。

ただ、年間を通して考えると、交通事故に合うよりテロに合う確率が低いというのは驚きです。

スカイダイビングとスキューバダイビングで比較する

ちなみに海外旅行先でのアクティビティとして人気のスカイダイビングとスキューバダイビングについて、以前「マツコと有吉」の番組で死亡事故の確率が発表されていました。

1年間で日本人が事故死する割合

スカイダイビング
→10万人に3.2人

スキューバダイビング
→10万人に4.7人

これを先ほどの100万人が10日間体験したと計算してみると、

スカイダイビング
→3.2×10×10/365=0.87人

スキューバダイビング
→3.2×10×10/365=1.28人

となり、交通事故に合う確率より若干低いくらいです。

結論:海外旅行はキャンセルするべきか?

以上、現在のテロ状況から、危険地帯、テロに遭遇する確率論を調べてみましたが、思ったよりテロに遭遇する確率が高くて驚いています。

年間を通して日本にいて交通事故に合う確率の方が高いのは事実ですが、10日間だけで比較するとテロの方が5倍危険なことも事実です。

あくまでも旅行に行くかどうかは個人の判断なので、一般的な結論は出せませんが、 ”命が欲しけりゃやめておけ」と言わざるを得ません。

ただ、どうしても実現したいことがある人は最大限の準備をして旅行しましょう。
外務省によると、少なくとも東南アジアよりは安全との見解です、

また確率論だけで考えると、これまで交通事故に合ったことが無い人は、それ以上にテロに遭遇する確率は低いのですから。

人生は一度きり。
後悔しないように、いずれにせよ自己責任で行動しましょう。

テロで海外旅行を迷ってる人の参考に少しでもなれば幸いです。

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